イビキの治し方

先日の「たけしの家庭の医学」で夏バテ対策を紹介していました。

 
その中で、面白かったのが「疲労回復物質FR」です。
FRとはファティーグ・リカバリー・ファクターの略。
 
これを増やせば疲労が回復しやすいというわけです。
 
増やす方法として紹介されていたのが、
1.リラックスして副交感神経優位にする
 
2.熟睡するためにイビキをかかない
 
の二つ。
 
リラックスのためにはクラシック音楽を聴く、1人の時間を作る。
 
イビキ対策は舌の体操。
 
この舌の体操がなかなかよさそうです。
こんな風にやります。
 
①舌をベーッと突き出す。
 
②舌を上あごの裏に押し付ける。
 
③口をしっかり閉じて(唇を中に巻き込むようにする)、アゴをゲンコツで押す。
 
それぞれ10秒×5回を1セットとして一日3回やります。
 
イビキは舌が喉に落ち込んで気道を塞ぐために起こるので、舌が落ち込まないように舌の筋肉を鍛える、というわけです。結構舌の付け根に力が入るので、ちょっと筋肉痛になりました(舌の付け根が痛い)。
 
番組に出てきた人も1週間続けてイビキが改善していました(まあ、バラエティーですから当然こういう流れになるとは思いますが)。
 
高齢になって食べものが飲み込みにくくなった人にもいいのではないかと思います。 

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寒っ!

先週の天気予報で「日曜日は雨、その後冷え込むようになるでしょう」と言っていましたが、一昨日から本当に寒い寒い。

 
まあ、11月だからこんなものかとも思いますが、ついひと月ほど前までは「最高気温30度の夏日」でしたから、体も気持ちもついていくのが大変です。文化の日の連休から1週間ほどが秋らしい気持ちよい毎日でしたが、今年の秋はあれで終りかしら。
 
アクセス解析を見るとどのページが見られたかわかるのですが、今日はなんと「雪かきで腰痛」にいらした方がありました。雪かきするほど降ったっていうこと!?
 
とにかく、気候の急な変化は体にこたえます。
こういう時はさっさとセーターや上着を出して、体がついていけない分を服装で補うのが一番、と冬並みの格好をしたり、保温肌着を着込んだりしています。
 
首に巻く小さいカイロも買い込みました。風邪で喉や鼻に症状がある時はこれをタオルに二つほど貼付けて首に巻くのがよさそうです。ちょっと外を歩く格好ではありませんが、外出の時はハイネックのセーターを着たりマフラーやストールで保護するのがいいでしょう。
 
 

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風邪で首の筋肉が痛い?

昨日のお昼頃、左の喉にちょっと痛みを感じました。つばを飲み込むと軽い痛みを感じる。

 
あれ?風邪かな?と思ってティートリーでうがい(水にティートリーの精油を2滴ほどたらしてガラガラ)をしてもあまり変化なし。今朝は昨日よりもう少し痛みが強くなった気がしますが、相変わらず左の喉だけ。
 
少し前に風邪を引いたらマスクをして喉を温めるとよい、と言う記事をインターネットで読みました。ウイルスは乾燥と低温が好きなので、マスクで鼻を湿らせ、首にカイロなど当てて温めると早く治る、という内容です。
 
「お、試す時が来た!」とばかりに今日は朝からマスクして(鼻の部分にはガーゼを当てた)、使い捨てカイロ(大きいのしかなかったけど)をタオルでくるんで左の首に当て、ハイネックのセーターを着ております(遺跡調査の予備日で予定がなくてよかった)。
カイロは大きいけど熱すぎなくて気持ちいい。人に見せられる格好じゃないけど。
 
そういえば、昨日の朝、喉に症状が出る前に左の首筋にコリを感じました。「遺跡調査で緊張した?」と思っていましたが、ひょっとしたら喉の痛みと関係ある?
風邪の時の筋肉痛が首に出たのかしら。
 
ま、よくわかりませんが、とりあえず胸鎖乳突筋の辺りをほぐしてみました。
お昼になって、痛みは少しやわらいだ気がします。気のせいと言えなくもないけど、ひどくなったらどうしようという不安感はありません。
 
追記:翌日も朝は少し喉の痛みがありましたが、一日出かけている間に治ってしまいました。風邪だったかどうかもわかりませんが、マスクをしてのど元を温めればひどくはならない、という安心感がありました。マスクはガーゼの方が湿りやすいので、常備することにしました。
 
庭のキンモクセイ:今年は10月3日頃に咲いたもののその後の暑さで引っ込んでしまい、19、20日の冷え込みでまた香ってきました。やっと満開。

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冷え対策、本当にあの手この手

くらしを耕す会のズーニーカフェを使ったホームケア講座の1回目。

冷えを治す体操、ジンジャーの精油入りのオイルでする足裏マッサージ、焼き塩灸の豪華な内容(ちょっと欲張りすぎた?)。8人の参加者でいろいろおしゃべりしながらやるうちに、皆さんすっかりホカホカ。あったまって帰っていかれました。

体温調節をする自律神経のお話をした後、早速体を温める体操。

部屋がちょっと寒かったのでまずは立って腕を前後に振って「上半身だけジョギング」。これだけでもしっかり振っていると温まります。

次は、手を温めましょうということで手の指グッパー。しっかり力を入れてグッパーを繰り返すうちに段々腕がだるくなり・・・、でもちょっと筋肉動いて温かくなった感じ。

手の後は足。床に座って脚の指を1本ずつほぐし、回し、足首を回し、としっかりと動かして血液が末端まで行き届くようにします。

足先がほぐれたら、膝を曲げて横に倒し、スネの内側を手首で押してほぐします。ここは三陰交など冷えに関係する大事なツボのあるところ。膝の内側のツボ(血海)は肘を当てて体重をかけて押しますが、あまりの痛さに「キャー」という人も。太腿の内側も脚の付け根の方へほぐしながら(押してぐりぐり)上がっていきます。

「自分で押してますからね、強さは調整して下さいね。この脚の内側を血液が通って足先まで行きますからしっかりほぐしましょう。」

最後は腰割り(お相撲さんのように脚を大きく開いて腰を落とす)とカカトの上下運動(足先を少し高くしておく)で筋トレ。ちょっと頑張りましたので(笑)、筋肉痛になる人もいるかも。でも、筋肉は血液を流すポンプです。しっかり動かして働いてもらいましょう。

 

続いてジンジャー(ショウガ)の精油入りオイルで足裏をマッサージ。あんまり難しく考えず、足の裏をなでたりグイグイ押したり。やっているうちに手も温まります。いつも靴の中に押し込められてご苦労さん、といたわりながらお風呂上がりなどになでてあげましょう。ジンジャーにオレンジを少し足した香りも温かい感じで癒されます。

オイルレシピはマカデミアナッツ油30mlにジンジャー精油5滴、オレンジ精油2滴です。

 

最後は焼き塩灸。床に寝転がってもらうと満員で「なんか、合宿みたい・・・」なんてちょっとおしゃべりも始まりましたが、炒った塩を白うさぎのハンカチにくるんで腰に乗せると「あったか~い・・・・・」。後は皆さん気持ちよくてうっとり~~。口数も少なくなるのです。

塩灸が冷めたらお代わりをして、おへそ、太腿の間、尾骨、肩甲骨の間などいろいろな所を温めました。

最初にお話を聞いた時には一番冷えていそうな感じだった方が、終わった後に「手がこんなに温かくなりました」と私の手を握ってくれましたが、私の手よりあったかくて思わず「あらやだ、私の方が冷たいじゃないですか」

冷えない体になるのはそう簡単ではありません。

基本はしっかり動いて筋肉をつける+関節をほぐして流れをよくする、だと思います。

部分的に冷えているところにはオイルマッサージや焼き塩灸で温めると心地よくて気持ちもほぐれます。緊張していると冷えやすいですから、リラックスも大事な要素なのです。

冷えの解消にはこうやってあの手この手だなあと思っていたので、ずいぶん欲張り講座になってしまいました。何か少しでも皆さんの習慣になるといいなと思っています。

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ホームケア講座のご案内

今年は、くらしを耕す会のズーニーカフェでホームケア講座を開催します。奇数月の第2土曜、午前10時~11時半。参加費は500円です(材料費別)。

内容は

1月:あの手この手の冷え対策

3月:骨盤を整える(女性のみ)

5月:楽々セルフマッサージ

7月:家族でほぐしっこ

9月:症状別腰痛対策

11月:家族で楽しむオイルトリートメント

 

自分で整えたり家族をほぐしたりする方法のあれやこれや。

3月:産後の骨盤の整え方や骨盤底筋トレーニングといった内容のため女性限定です。

5月:ほのまき体操のお団子マッサージ。肩や背中だけでなく、お尻や太腿、首などもうまくほぐせるテクニックをご紹介します。

7月:家庭でできる安全で効果的なほぐし方。お子さんとのスキンシップにもなります。

9月:腰痛と言っても症状や原因はさまざま。それぞれの状態に応じた対策や生活面での注意を考えて行きます。

11月:オイルトリートメント(マッサージ)はただ軽く滑らせるだけで心地よい刺激ができます。家庭で使いやすい精油もご紹介します。

会員でなくても参加できます。申し込みはくらしを耕す会(052‐851‐7200)へ、内容についてはおばた治療室の問い合わせフォームからお問い合わせください。

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「あの手この手の冷え対策」講座

あと10日ほどになりましたが、講座のご案内です。くらしを耕す会の事務所の1角にかわいらしいカフェができました。土日は休みなのでそのスペースを借りてセルフケア・ホームケア講座を隔月で開催します。

1月は冷え対策のあれこれ。ほぐして循環をよくする、動かしてめぐらせる、ポイントを温めて寝るを入れる、と言ったことをねらっていろいろいたします。冷えが気になるわ~という方、是非ご参加ください。

定員がいっぱいの場合は12時の部も開催します。

日時:1月14日(土)10時~11時半(定員オーバーの場合は12時~13時半にもやります)

内容:冷え性対策3本立てです。

・冷えない体になる体操(ほぐして循環をよくする、血液をめぐらせる筋肉をつける体操)

・足先のオイルマッサージ(ジンジャ入りオイルで足裏のマッサージを体験)

・焼き塩灸体験(気持ちよくて動きたくなくなるくらいでございます)

参加費:1000円(持ち帰り用マッサージオイル代含む)

定員:8名

場所:くらしを耕す会・ズーニーカフェ

申し込み:くらしを耕す会(052‐851-7200)

持ち物:足先が出る動きやすい服装、タオル(濡らして使うので持ち帰り用のビニール袋も)

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「安心」誌掲載 塩カイロ

寒くなりました。今朝はこの冬一番の冷え込み。車のエンジンもなかなか暖まりませんでした。こういう時には焼き塩灸が気持ちいいと思います。

12月2日発売の「安心」1月号に、先日の取材の記事が載りました。他の先生のものと一緒なので「塩カイロ」というタイトルになっています。

早速買って下さった生徒さんもいらっしゃり、「やってみました、温かいですね」という感想もいただきました。でも、2ページ載っただけなので見つけれらなかったという方も・・・・・。探して下さいませ。

記事には書いてないですが、尾骨やお腹だけでなく太腿の内側にはさんでもとても気持ちいいです。膝の少し上の内側に「血海」というツボがあります。血の海なんてすごい名前!と思ったものでしたが、ここは東洋医学で言う「瘀(お)血」が生じやすい部位です。平たく言えば血(けつ)の流れが滞りやすい場所。冷え性の人は押すと必ずいたがるところです(以前冷え性解消の講座で確認のため押して回ったら、全員が飛び上がるような痛さでした。なんか、私がいじめて歩いてるみたいだった・・・。)

取材の後、尾骨に当てていた塩灸がコロコロと転がって太腿の間に挟まったのでそのまま挟んでみたら、これなかなかよかったのです。意外と冷えてますよ、太腿。

足の裏に当てるときはあんまりキュッと硬くすると転がってしまうので、ゴムで止める時にゆるめにするとコロコロせずに足になじみます。えー、たとえて言うと氷嚢(ひょうのう)みたいな感じ(え、氷嚢知らない? 氷水入れて熱をさますゴムの袋)。傾いていますからね、足の裏。

などなど、実際にやってみるといろいろバリーションがあるのでした。

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焼き塩灸の取材

先週、健康雑誌の編集部から電話がかかってきました。

「尾骨のお灸の特集で焼き塩灸を紹介したい」という取材の申し込みです。このブログに書いた記事(冷え性に焼き塩灸)を見つけて下さったのです。まあ、よくぞたどり着いて下さいました。

去年の2月頃に思いついて患者さんや生徒さんにも紹介し、講座でもやったりして好評でした。カイロより高温でパンチの利いた温熱刺激。

夏の間片付けていた電気鍋を引っ張り出し、取材に備えて包む布の素材を検討したり、熱が冷める時間を測ってみたりしました。

布巾よりもネルのハンカチ(「白うさぎ」のハンカチ)の方が若干冷めにくい、150度くらいから100度まで冷めるのに8~10分くらいかかる、フライパンで炒ってもいいけれど電気鍋(ホットプレート)の方が温度管理がしやすい、などなど。

 

少しドキドキしながら迎えた昨日。編集部の方とライターさんがいらっしゃり、ライターさんにモデルになっていただいて、尾骨やお臍、下腹部、足裏、肩甲骨の間などに当ててみました。ライターさんは尾骨が一番気持ちよかったとか。

塩を温めるにはフライパンがいいのか電気鍋かはたまたレンジか、時間的にはどれくらいが適当なのか、一日に何回くらいやればいいのか、その他注意点についてもいろいろお話しました。

患者さんならその状態に応じて個別にアドバイスできますが、雑誌だといろんな方が読むわけですから、安全にできる、というのが大事なのですね。

何より気をつけて欲しいのは火傷です。初めは熱いのでタオルか何かを当てて熱すぎないようにする。尾骨のところを火傷なんかしたら座るたびに痛くて大変ですから・・・。

他には、刺激量が多くなり過ぎないよう、一日に1回、20分程度を目安にする、食後1時間くらいはやらない(血液が消化器に集中するので)、生理の出血が多いタイプの人は生理中は控えた方がいいかも、など。

家庭で手軽にできる温灸(温めるタイプのお灸)、雑誌に載ってやってみた方からの反響が楽しみです。

12月2日発売の「安心」1月号(タイトルは何になるか未定だそうです)。

 

そうそう、せっかく来ていただいたのだからと思って、お団子マッサージをちょこっと体験していただきました。生徒さん達からも「先生、他にもありますって売り込まないかんよ」と言われてたし。

大殿筋をお団子でちょっとほぐしただけで、やりにくかった方の脚が楽に組めるようになるのを実感していただきました。簡単で気持ちよく、結構ほぐれるのでこれも広めたいことなのです。セルフマッサージの一つだけど、自分の指で押さなくても気持ちよく刺激できるのがミソでございます。

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いい汗、悪い汗

1,2週間前にNHKBSの「アインシュタインの眼」で「汗~あなたはいい汗?悪い汗?」と汗を取り上げたと思ったら、昨日はテレビ朝日の「みんなの家庭の医学」で「解明!汗のタイプ診断」と、こちらもいい汗と悪い汗の話。

汗って流行ってんの?

内容もかなり重なっていましたが、それぞれを補う部分もあって、両方見てよくわかったこともありました。

簡単に言うと

いい汗は塩分濃度が低く、悪い汗は塩分濃度が高い。悪い汗をかくと体内の塩分が出て行ってしまうので一定程度出るとそれ以上出なくなる。そうすると汗をかいて体温を下げるという作用が働かず、熱がこもって熱中症になってしまう。

そういう時に水を飲んでも、塩分濃度が薄くなるだけなので汗にならないで尿として出てしまうので、飲むんだったらスポーツドリンクなどがよい。

なるほど~~。

では、どうしたらいい汗がかけるのか。

それには日ごろから汗をかくような生活をすることが大事なようです。日常的に運動などしてよく汗をかいている人は汗腺の機能がよく働くので体内の塩分をあまり出さずに汗をかけるけれど、あまり汗を出さない生活だと汗といっしょに塩分が出てしまう。

「アインシュタインの眼」では双子の兄弟の一方には毎日1時間の運動、もう一方には普段通りのあまり動かない生活で1週間過ごしてもらって比較していましたが、運動をした方は3割ほど塩分濃度が低下するという結果でした。「家庭の医学」に出ているタレントも、普段の生活の違いで全然違う濃度でした。

でも、思ったほど頑張らなくても1週間程度の運動で結果が出る。汗をかき慣れているといいってことかしらん。

また、岩盤浴のような低温刺激でゆっくり汗をかくとサラサラのいい汗が出るけれどサウナのように急激に暑くなると塩分濃度の体い汗が出る。「アインシュタインの眼」に出ている元ヤクルトの古田選手が「そういえばピッチャーは塩分の多い汗をかくので帽子が白くなるくらいだったが、キャッチャーの自分はそういう汗はかかなかったのは、体の使い方が違っていたのか」と現役の時を思い出していました。

 

もう一つの比較は、体から出る汗と手のひらや足の裏にかく汗の違いです。

体から出る汗は暑い時に皮膚のシワの溝から出るのに対して手のひらや足裏の汗は緊張した時にシワの山の部分から出る。

体から出る汗は体温を下げるためのものなので、シワの溝を伝わってできるだけ広い範囲に広がる(広がって蒸散作用で熱を下げる)。手のひらの汗は敵に遭遇して逃げる時、木に登りやすくするための滑り止めで、サルだったころの名残である、という説明でした。

へ~~! 面白っ! 木登りかあ・・・。

 

冷え性の記事でも半身浴を紹介しましたが、これも毎日続けていると汗をかきやすくなり、夏の時期は短時間でサラサラした汗が吹き出るようになります。これも岩盤浴と同じで低温でゆっくり温める刺激だからでしょう。夏でも半身浴している人とシャワーで済ませている人の比較とかしてほしかったなあ。

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シティ・リビング・・・冷え性

月に1回、OLさん向けフリーペーパーのシティ・リビングに健康コラムを書かせていただいています。最初の3回は冷え性対策。

夏に冷え性?って感じですが、冷房の普及した最近では夏こそ”冷えすぎ注意”

7月2日号の3回目は夏の冷え対策に半身浴を紹介しました。ぬるめのお湯にゆっくりつかってしっかり汗をかくと「暑い時にはちゃんと汗のかける体」になって夏の暑さ対策にもなります。こんな記事を書きました。

その3 冷房対策に半身浴

冷えやすい夏の体
   冷えは冬のものと思いがちですが、エアコンの普及した現代では夏の方が心配。冷房のきいた部屋で1日中過ごし、体が冷え切ってしまうOLさんが少なくありません。冬は皮膚の表面を引き締めて熱を逃がさない体になっていますが、夏は熱をため込まないよう開放的な状態になっているので、冷気が入りやすいのです。

汗をかくのはとても大事
   また、体には汗をかくことで体内の熱を出すという機能がありますが、1日中涼しい環境にいるとその機能が退化して体温調節がうまくできなくなる場合があります。
   以前、長年のOL生活で汗をかけなくなってしまった患者さんがいました。真夏に熱いラーメンを食べても汗が出ないし、暑い部屋にいると体に熱がこもって苦しくなるというのです。ずっと涼しい環境にいたために、汗による調節ができなくなってしまったのですね。

半身浴で体の芯(しん)から温める
   体のために、夏は1日1回は汗をかきましょう。スポーツなどの機会がないという人は半身浴で。ぬるめの湯に胸の辺りまでつかっていると、温まった血液が全身をめぐって、20分くらいで額から汗が出てきます(慣れるともっと早く汗が出ます)。
   シャワーだと水滴が落ちる間に温度が下がり、意外に足元が冷えて汗も出ません。汗のかけない患者さんも最初は時間がかかりましたが、続けるうちに額にジワッと汗が浮かぶようになり、だんだんと体調もよくなっていきました。
 

※連載は写真付なので、この回は足先やふくらはぎをほぐすセルフマッサージを紹介しています。連載はWebでも見ることができ、体操も写真付きで載っていますのでわかりやすいと思います→こちら

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