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小丸山遺跡がミュージアムで紹介されました!

時々、実家で見つかった石器類の話を書いています。亡くなった伯父のコレクションです。

 
一昨年、岐阜県の博物館に寄贈し、昨年、石器類を調べた結果(年代や伝達経路など)を報告していただきました。
 
 
昨年12月から2月6日まで、美濃加茂市の美濃加茂市民ミュージアムで開かれている「加茂の遺跡展」でウチの(とつい言ってしまいますが)石器が展示されると聞いて見に行ってきました。
 
一つだけでなく、「小丸山遺跡」としてコーナーを作って紹介して下さっており、ちょっと感激!
 
ミュージアムの正面玄関。右手に加茂の遺跡展のポスターが。

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土器と黒曜石の石器。この辺りでは黒曜石は珍しいそうです。伯父の手書きのメモも展示してありました。

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左は石鏃(矢じり)、右が土掘り具。山芋とか掘ったのでしょうか。

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尖頭器と石斧。この2点は縄文草創期となっていて、小丸山遺跡で一番古いものということでした。

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遺跡についての説明文。

「小丸山遺跡(白川町切井)は赤川を見下ろす山の中腹辺りの北側緩斜面で見つかりました。出土品には、縄文時代草創期(16000から12000年前頃)に遡る石器もあることがわかり、大変貴重なものといえます。また、石器の材料には、下呂石だけでなくチャートや黒曜石も使われています。山を介して八百津町、恵那、中津川方面との交流があったようです。

これらの出土品は、昭和初期、故安江巳代治さん(切井丑丸地区)によって採集されました。発見以降、ご本人やご家族によって大切に伝えられてきたものです。」

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こちらは、同じく赤川沿いの薬師遺跡の出土品。

三川地区の山下春三さんのコレクションです。山下さんは亡くなった伯父とも親交があったそうです。大量の土器のかけらが説明文と発見場所の地図とともに展示されていました。

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こういうものを見ると、昔から人が住み着いた地域だったのだなあと思います。

 

発掘した伯父は亡くなりましたが、博物館に寄贈するようにと言い残していたそうで、その弟の伯父や父が発掘場所や経緯を説明することができました(父達も子どもの頃、畑でよく矢じりなどを拾ったそうです)。

 

長年実家にあった土器石器類がこのような形で日の目を見ることになって本当に嬉しいです。専門家に見ていただくと、本当の価値がわかるなあと改めて感じています。

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