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腰が痛い時の運転姿勢

腰痛対策・椅子の座り方でちょっと書きましたが、車の運転で腰が痛くなったり、腰痛が悪化したりすることがあります。

その理由。

1.車のシートはクッション性があって腰が沈み込む(柔らかいと姿勢が不安定になってそれを支えるのに微妙に筋肉が働いて疲れる)

2.座面の後部が下がっていて深く座ると腰が丸くなる(腰に負担のかかる姿勢)

3.深く座った状態で背中を伸ばそうとすると背筋が緊張する

4.長時間同じ姿勢を続けることになるので循環が悪くなる

5.ペダル操作で右足を伸ばしたり引っ込めたりする動きによって骨盤を動かすので仙腸関節が不安定になる(仙腸関節が緩んだタイプの腰痛の場合)

腰痛の予防には背中の湾曲(S字カーブ)を保っていることが大事ですが、車のシートはそれがなかなか難しいのです。もちろん、腰回りの筋肉がしっかりしている人は多少の運転で腰痛になることはないですが、長時間になる時は対策をした方がうんと楽だと思います。

治療室や体操教室、単発の講座でも運転する腰痛の人には必ず伝えていますが、1回だけではなかなか伝わらない、というのをこのところ続けて経験しました(教えてあったけど運転で痛くなっちゃった)。

具体的な方法は

1.お尻の方にクッションを入れて座面がフラットになるようにする

2.背中のへこんだところに丸めたバスタオルなどを当てて、シートにもたれてもS字のカーブが保てるようにする・・・・・自分の筋肉を使わないで支えるのがミソ

3.場合によっては腰の後ろにも何か当てて腰を支えてもらう

といったことですが、何がしたいか一言で言うと

自分の筋肉を使わないでS字カーブを保った座り方をする

ということです。普通に椅子に座る時はもたれないで背すじをのばして背筋を働かせますが、運転中にそれをやろうとすると負荷が大きすぎるのです。揺れるし、片足はいつもペダルに伸びているし(不安定)、立ったり座ったりして姿勢を変えることできないし。

治療室ではソファ(柔らかい・後ろが下がっている)に座ってもらって、バスタオルとタオルケットを動員し(4,5枚使った)楽な姿勢になるまで腰や背中に当ててみました。ソファは奥行きがあって背もたれも斜めなので、タオルケットを丸めたものを当ててやっと「あ、楽ですね。」と実感してもらえました。

患「でも、バスタオルだとずれたり形が崩れたりするんですよ」

私「じゃあ、丸めておいて幅の広いゴムで崩れないように止めるとかしたらどうですか。簡単な袋作って丸めたタオルケットとか入れてもいいし。」

乗り降りのたびにセットしたり外したりは若干面倒ですが、やってみるとすごく楽ですから。

なお、原因の5.仙腸関節が緩んだ場合(お尻の中央近くが痛かったりモヤモヤする時)はできるだけ運転はしない方が無難です。する場合はカカトを床につけて(脚を浮かさないで)ペダル操作をするとさらに緩むということが予防できますが、やりにくい時は痛くても安全を優先してください。

※腰痛時の座り方をイラストで解説しました。こちらもご覧下さい(2013.4.23)。

腰が楽な座り方・・ソファ・車のシート編

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コメント

 やっぱりそうだったんですね。仕事で長時間運転しばしばのわたしは、もう30年くらい前から腰のことろに小クッションを置いて、自然にs字カーブになるようにしてきました。クッションは何代にもなり、今はシートの上の方にベルトを掛けて、それにクッションを吊り下げるようにしています。そうすると、おしりの部分を空かせた位置にクッションが来て、運転中もズレを気にせずにいられるのです。わたし以外の人が運転するときは、ぶら下がったクッションを横にずらせばイイだけで済み、グッドアイデアと思ってます。
 それが、子どもが小さい頃には背負いヒモでおんぶして運転してました。もちろん、子どもがクッション。二人の娘は、どっちも嫌がりもせず上機嫌で、わたしも温かいし重くないしスキンシップにもなりで、けっこうシアワセでしたね。といっても、ハタからは可哀想に見えてるようでしたが。

投稿: yuu45 | 2010年3月 7日 (日) 08:59

シートにクッションをぶら下げる、ナイスアイデアですね。シートにくっつけておかないと乗る時に当てる、降りる時は外すのが面倒です。当ててるの忘れて降りると落っこちてしまったり・・・。
おんぶした子どものクッション・・・。今だと「ベビーシートつけなさい」って言われるかなあ。

投稿: マリマリ | 2010年3月 7日 (日) 20:34

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