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雪かきで腰痛

先週の土曜日は名古屋でも思わぬ大雪でした。

昼頃から降り始め、あっという間に10数センチ。午後の予約の患者さんはキャンセルになり、道路は大渋滞でした。で、火曜日、連休明けを待ちかねるように、雪かきで腰痛になった患者さんがいらっしゃいました。

顔を洗う、といった前かがみの姿勢ができない、靴下やズボンをはくといった動作もやりにくい、立った時腰をまっすぐ伸ばせないということでしたから中程度の腰痛です。

原因は雪かきの姿勢でした。雪かき用のスコップがなく、チリ取りで玄関周りの雪をかいたそうです。そりゃ、腰痛になるわ、という姿勢です。

短いホウキで掃き掃除をすると、腰が痛くなります。これは体を前に曲げた状態での作業が腰に大きな負担をかけるためです。玄関周りなど外掃除には短いホウキ(小学校の掃除で使うようなもの)がよく使われますが、あれは腰痛の元みたいなもの。腰をまっすぐにしたまま使える柄の長いホウキを使うべきなのです。

チリ取りで雪をかくというのはそれを更に短くしたようなもので、腰をもっとかがめることになりますから、そりゃ痛くなるのも当たり前です。連休の間によくなるかなと様子を見ていたけれど、治らなかった、ということでした。

こういう、急に痛くなった場合は治るのも早く、股関節と腰回りを丁寧にほぐして、骨盤の引き締めを念入りにしたら、かなり良くなりました。

でも、実は短いホウキでの掃き掃除でも腰を痛めない方法があります。それは体を股関節で折り曲げて背骨を真っ直ぐに保ったままの姿勢で作業するやり方です。チリ取りで雪かき、のような更に低い姿勢になる時には、膝を曲げて左右の膝をくっつけて(ちょっと内股の感じ)腰の位置を低くし、空いている左肘を膝に乗せて姿勢を安定させると楽です。

この姿勢をとるのに必要なのは、背骨をまっすぐに保つ背筋と膝を曲げた状態を維持するための太ももの筋肉、そして、いつも背すじをまっすぐにしていようという習慣(体の使い方の癖)です。このところ自力整体の教室で背筋の強化と股関節の柔軟性を高めることをやっていますが、生徒の皆さんは「チリ取りで雪かき」みたいな状況になったらどういう姿勢をとるかしら。これは、確認してみなくては・・・。

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