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仙腸関節のズレ

「職場の人が、しりもちついて腰が痛くなっちゃってもう1ヶ月も仕事休んでるんだけど、それって長くない?」と友達に聞かれました。レントゲンでは異常ないと言われたそうですが、杖無しには歩けないとか。

「うーん、それはひょっとしたら仙腸関節がずれたのかもしれないね。レントゲンではわからない程度のズレでも痛みがひどいということはあるからね。腰が抜けて歩けないって言うけど、あれって本当にあることで、仙腸関節が緩んでしまうと立てなくなっちゃうこともあるよ。よく整体で言う〈骨盤のゆるみ〉ってことだけど。」

しりもちをついた程度でずれるというのは、よほどひどくぶつけたのでしょうが、もともと仙腸関節が緩んでいたのかもしれません。え?仙腸関節って何?

背骨を上から下の方へたどっていくと、骨盤になってその先は尾骨になります。その背骨と尾骨の間にあるのが仙骨で逆三角形のような形です。その左右にお尻の丸みを形作っている腸骨があり、その間の関節を仙腸関節といいます。

尾骨のところから斜め上の方向に指でたどっていくとゴツゴツとした骨の境目に当たります。ありますか?  はい、そこが仙腸関節です。その辺りを押して痛みがあったり、痛いけど気持ちいい感じがする(いわゆるイタギモチイイ状態)人は、そこが少し具合悪いかもしれません。

仙腸関節は靭帯でしっかりつながっているので普通の関節のようには動きませんが、女性は毎月の生理のときに少しそこが開きますし、お産の時には最大に開きます。ここに問題があって腰痛になる人は多いと思うのですが、西洋医学で仙腸関節の開閉に注目するのはお産の時くらいです。でも、レントゲンではわからない原因不明の腰痛のかなりの部分がこの仙腸関節に関係していると私は考えています。

緩んでいるかどうかどうしたらわかるかって?

まず、床に座って足を伸ばしてみます。後ろの床に手をついて足の力を抜きます。足先はどちらを向いているでしょうか。つま先が内向き(内股の状態)になっていたら要注意。内股の人は股関節が内側に縮んでいますから反対のお尻側、つまり仙腸関節が伸びてしまっていることが多いのです。また、右足と左足でつま先の角度が違っているのは、股関節の硬さが左右で違うということですから仙腸関節の状態も違っていると考えられます。左右の違いがあるとストレスがかかった時(歩きすぎた、とか重いものを持ったとか)に片方だけ痛みが出ます。

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