梨状筋ストレッチ

「うわあ、梨状筋(りじょうきん)って何?」と言われそう。自分でもマニアックかも、とは思う。大殿筋の奥の方あ筋肉で坐骨神経をはさむ位置にある、なんていったらさらにマニアック・・・。まあ、そこはあんまり気にしないで、面白かったので書いてみます。

月2回、土曜日に教室をやっています。仕事があるので是非、と言われ、とても熱心な生徒さん達なので私もたのしい教室。今日の教室での発見。

床に座って左足を伸ばし、その上に右足の膝を曲げて乗せる。左右の膝が上下に重なった格好で、下の足(左足)の膝を曲げ右の方へ足先を持っていく。

正面から見ると上下の膝が重なり、足先は反対方向へ。(注:この姿勢になること自体がなかなか難しいので、できない人は無理にしないで下の足を伸ばし気味にしておく)

その姿勢で体を前に倒していくと右のお尻の奥というか太腿の奥のほうが刺激される。伸びているという感じになる。

お尻の部分は大殿筋が一番上にあり、その下に中殿筋、小殿筋などがありそのまた下に梨状筋があります。いわゆる深層筋。鍼灸学校の時に状筋刺鍼という鍼の手技を習いましたが、10センチくらいの鍼を使いました。上に分厚い大殿筋が乗っているのでそれくらいの鍼を使わないと届かないのです。

「前に太腿の奥から足先までしびれて歩きにくかった時に、これやってみたら、と先生に言われてやっていたら治りましたよ。」

あら、そうでしたか。自分で指導したのに忘れてた。

彼女の症状は坐骨神経の痛みでしたが、よくあるようなヘルニアによるものではなく(腰椎には症状がなかった)、梨状筋が収縮していて神経を刺激していたようだったのでこの体操をやってもらったのだと思います。

彼女はこの形に足が組めるのですが、組めない人はどうするか。今日はこれがうまくできない人がいたので、脚を曲げないでやってもらいましたが、それでも太腿奥は刺激できるとのことでした。

もう少しやりやすい方法はないかと思って、考えたのは次のやり方。

仰向けに寝て膝を立てて足を組む。組んだまま膝を胸に近づける。足首を持って左右に開くようにしながらさらに胸に押し付ける。

こうすると上になった方の脚の太腿の奥にジーンと刺激がきます。股関節が硬いと左右の足首をつかむのは無理なので、その場合は上になった脚の足首だけをつかんで引きつけます。これでも伸びます。自分で太腿奥の伸び具合を感じながらやってみるといいでしょう。

ちなみに、股関節がほぐれるとやりやすくなるかと思い、今日のプログラムの最後にもう一度やって「どうですか?」と聞いてみましたが、変化なし。・・・・・・なかなか手ごわいぞ。

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親子体操始まりました

セルフケア親子体操のモニターを募集したら、たくさんの方が応募して下さいました。

人数が多かったので3,4月の前半と5月の後半にわけてやることにしました。5月の方は2回しかできませんが、4回と2回の比較もしたいのです。

今日は10時からが0歳児、11時からが1歳児。

0歳のクラスは座ったお母さんの前に仰向けに寝た状態の赤ちゃんたち。おとなしくしているので子どもと一緒にやる体操がいろいろできました。子どもを遊ばせながらお母さんは筋トレやストレッチ。

背中を曲げる姿勢でやると腰に負担になる動作も、背すじを伸ばしてやると背筋のトレーニングになります。体を前に曲げる時は股関節から倒していく、というのがポイントです。

1歳のクラスは皆歩きまわるので、「機嫌良く遊んでいる間はそのままにして体操しましょう。甘えて寄ってきたら抱っこしてやってみましょう。負荷が倍増ですよ。」というやり方。

初めての場所なのに好きなように動きまわる子、恥ずかしがって泣きそうな子、抱っこして上に持ち上げてもらうと「キャー、よだれたらさないで!」とお母さんの悲鳴の上がる子、待合室のコーナーまで遠征してしまう子、いやいや、バラエティに富んでいます。

このモニター教室のねらいはお母さん方にいろんな意見や感想を言ってもらって、親子で楽しめる体操を開発することです。0歳のまだ動かない時はいろいろできるけど、1歳過ぎて歩くようになると、また違うやり方になるなあと感じました。

腹筋、背筋、大殿筋、肩甲骨と股関節、というポイントはセルフケア体操の教室と同じです。子育て中でゆっくり時間がとれなくてもできること、おむつ替えの姿勢といった普段の動作でもできる筋肉のトレーニング、などが一般の教室とは違うところでしょうか。具体的な内容もこのブログに書いていこうと思っています。

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不動滝の直売所

今日も、実家へ。天気がいいので早めに出て9時半に着いたら、もう母は畑に出ていました。お茶の木の裾刈りです。横に伸びてきた枝を作業の邪魔にならないように切り落とすのです。ちゃんとそれ用の機械(整枝機)があります。これをしておかないとお茶刈りをする時に足元が引っ掛かるし、裾の方の芽が刈りにくいのです(たぶん)。

あと数日したら整枝という作業があります。新芽が出てくる前に枝を切りそろえておくのです。今年は一時暖かかったので早くなるかも、ということでしたが、このところの寒さで例年並みのようです。

午前中裾刈りをやって「疲れたから今日はもうできん。」と言う母。「その年でやれることがあるのはいいじゃない」とそっけない私。「梯子を持って山を登るのはこたえるなあ。」と言いながら間伐を手伝ってくれた父には「筋トレ筋トレ」・・・・・冷たい娘かしら。

実家に帰る時は多治見まで愛岐道路、多治見からは19号線、途中で左に入って武並から中野方へ向かいます。中野方には滝があってお不動さんが祭ってあり、そこに直売所があって、野菜を売っています。他にも朴葉餅、からすみ(米粉で蒸して作った羊羹のような感じのもの)、五平もち(これはすっごく美味しい)、栗きんとん(地元の栗)など郷土色に富んだお菓子類や手作り味噌、お米などいろいろ。初夏になると朴葉寿司が出ます。

同じ野菜で同じ値段でも量が違っているのは、作った人が自分で値段つけてるのかなあ。夏にスイカを買った時には生産者の名前を覚えておいて、おいしかったので次もその人のを買ったりして。季節に正直で、端境期には野菜が少ない。

このところ、端境期なのねという棚でしたが、今日は青菜や菜の花類がたくさん出ていました。菜の花ってナバナだけじゃないですものね。珍しいものではフキノトウとクルミ。先週は殻付きのクルミでしたが、今日は殻をむいたもの。下の方は粉っぽくなっていて、そうだよね、きれいな形でなかなか出ないもんね、と思う。うーん、あの硬い殻を割ってとりだしたんだよね、210円で手間賃出るのかな。帰ってから計ってみると50グラム。

これ、スーパーで売ってたら買うだろうか。ちょっと高いけど「国産無農薬」と書いてあったら買うかな。直売所で見て、生産者の名前もわかって、取り出す手間も想像できると全然高くないじゃんと思える、この不思議。

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今月は大殿筋

セルフケア体操のキーワード「腹筋・背筋・・」まではすんなり出ますが、「大・・・なんでしたっけ」という方が結構ある。覚えましょうね、大殿筋。

今月は大殿筋の説明をしているので、筋肉の図と骨盤模型を使っています。大殿筋はお尻の筋肉。それをめくると中殿筋、小殿筋、梨状筋などが出てくる。ま、そこまでは覚えなくてもいいですが。

大殿筋は仙骨(尾骨の上の方、腰の中央にあります)から始まって仙腸関節、股関節をまたいで大腿骨(太腿の骨)に至る大きな筋肉。ここをキュッと締めると股関節が開く。ここが大事なところです。座って片脚を伸ばし、そちらのお尻を引き締めると、足先が少し外向きになります。

逆にお尻をだらんと緩めると内股になります。内股になると脚に行く血管が狭くなるので脚が冷えたり、水分の戻りが悪くてむくんだりします。大殿筋は締まっているのはスタイル面だけでなく、冷えやむくみ対策としても大事。

筋肉の図と骨盤模型を一緒にもっていったのは初めてでしたが、理解するのになかなかいいなと思いました。大殿筋の下にさらにいろいろな筋肉があるのは知らなかったという方が多い。確かに、知らない方が普通かも。

仰向けになって片方の膝を曲げて外に倒すという体操をした時にそちら側の大殿筋を引き締めると膝が床に近づきます。「これが大殿筋を引き締めて股関節が開いた状態です。」と説明しながらやっています。

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冷え性に焼き塩灸

2月末は暖かかったのに、このところの寒さと言ったら!今朝など冬に戻ったような気温でした。

一度暖かくなって少し体がゆるんでいるので、冷え性の方には特に寒さがつらいでしょうね。

不妊の患者さんは必ずと言っていいくらい体が冷えています。本人に冷え性の自覚がなくても、手足が冷たいとか脚の付け根の内側が硬くて押してみるととても痛いとか、なにか症状があります。

治療室でお灸をするほかに、自宅でもお灸をすることをお勧めしています。たいていの場合、足首の内側の三陰交と、腰の八りょう穴というツボを使います。八りょう穴はその名の通り8か所ありますが、そのうち次りょうか中りょうのどちらかにお灸をします(左右あるので2か所)。

ここは自分ではできないのでご主人にやっていただきます。不妊治療は夫婦二人ですることですので、協力してもらうのはいいのですが、出張とか夜遅いとかでできない時もあります。自分でできる何かいい方法はないかしらといつも思っていました。

だいぶ前ですが、和紙の上に焼いた塩を乗せる塩灸というものを知りました。足の裏とかお臍の上に当てるととても気持ちいいということなので、やってみました。足の裏に自分で乗せるのに和紙では難しいので、キッチンペーパーにくるんで上の方を絞りって塩がこぼれないようにして乗せてみました。

これがとても気持ちよかったので、患者さんにも勧めようと考えていて、キッチンペーパーよりも布の方がいいのではないか! と思いつきました。

買っただけで使ってない布巾があったので焼いた塩をくるみ、輪ゴムで留めて腰の上に。最初は仙骨上(八りょう穴があるところ)に。その後少し下げて尾骨の上に乗せたら、これがまあ気持ちいいこと!

八りょう穴は仙骨の穴のあるところがツボになっているのでお灸の熱がお腹に入るのですが全体としては骨なので熱が伝わるのに時間がかかるのかもしれません。その点、尾骨ならもう骨も終わり、の部分なので熱が腰の中に入りやすいと思います。

お腹が冷えている人は仰向けになってお臍や、下腹部に当ててもいいし、二つ作って足の裏に乗せてもいいかもしれません。

フライパンで炒りますが、最初は熱いのでタオルを当てるとかして熱を調整して下さい。くれぐれもやけどしないように。治療室ではホットプレートで炒るので温度設定ができます。130度~150度くらいに設定するとちょうどいい感じでした。

「これはいい手が見つかった!」とうれしくてセルフケア体操の教室でも「体操じゃないんですけど」と言いながら紹介しています。塩はにがりなどの成分が入った自然塩を使います。量はカップ3分の1~2分の1くらいでやりました。

冷えがつらい方、ぜひお試しください。やってみた感想もお聞きしたいです。

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昔の小丸山

昨日は実家へ行きましたが、1日雨だったので外の作業はなし。近くの伯父の所へマッサージに行きました。父の5歳上で大正11年生まれの88歳。実家の昔の話をいろいろ聞いてきました。

昭和5年(1930年)に伯父の祖父と長兄(27歳)が相次いで亡くなり、その3年後(昭和8年)には父親(私の祖父)も54歳で病没してしまい、その時は本当に大変だったそうです。あまりにも不幸が続いたので、小丸山のふもとに小さなお堂を作ったのだとか。「東小丸山の衆と西小丸山の衆が集まっての、お堂を作ってくれてな、昭和9年やったが。おかつ婆(伯父や父の母親、私の祖母)が毎日お参りしておったわ。」

小丸山と言うのはうちの裏にある小さな山で、その当時はその東と西で集落を分けていたようです。

一家の働き手がいなくなった上に病気治療のための借金もたくさんある(健康保険なんてなかった)、不景気で木も売れない・・・・・。1930年から33年と言えば昭和恐慌の真っ只中です。その頃の産業といえば養蚕(生糸)ですが、それも暴落。

いやあ、なんと大変なときに・・・。数えてみると祖父がなくなった時、祖母は48歳です。舅と長男、夫を続けてなくして、おばあちゃん、苦労したのね。ちなみに祖母は長生きでした(90歳)。

3年ほど、山を売ったり、親戚から援助を得て何とかしのいだそうですが、「昭和12年にシナ事変が起きて弾薬を入れる箱をつくるので松の木が売れるようになってな。デンザナギの上の方の松を売ってそれで一息ついたなあ。」ふーむ、一息つけてよかったけど、戦争の需要とは・・・。複雑な気分。

若い頃はあまり関心もなかったけれど、最近はこういう昔の話が面白いです。意外と歴史に関係しているし。

山の景色もずーっと前から今のようだったと思いがちですが、その当時の小丸山は裾の方が桑畑、その上が炭焼き小屋のある雑木林、西の方が草刈場です。今の茶畑、杉・桧の山とはずいぶん違っていたのですね。

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ストレスは気づくことが第一歩

ストレスで具合の悪くなる人は多いのですが、不調の原因がどこにあるかがわからない人は思ったより多いようです。

「なんでかわからないんですけど、腕がしびれて力が入らないんです。」

「仕事に行こうとすると吐き気がするのはどうしてでしょうか。」

「お稽古に行くと首の辺りがキューっと詰まってきて、ぐったり疲れてしまう。行ってる間は楽しいんですよ、楽しいんですけど疲れる・・・」

そんなことを訴える患者さんの話をよーく聞いてみると、ほとんどの場合、何かのストレスがあるのです。お稽古自体は楽しいけれどその後誘われるランチを断るのが苦痛、とか、会社ではストレス感じてないつもりだったけど、実は職場の雰囲気にどうしてもなじめない、とか、前向きに取り組めないので仕事のつらい部分を克服できないとか・・・・。

いろいろ話を聞いていると「いやー、それ、結構つらいんじゃないですか」ということがよくあります。ご本人は「いやだな」とは思っていても、それが原因でいろんな症状が出るほどのストレスになっているとは考えられないようなのです。

そういう私も、20代の頃、頚肩腕症候群を患ったことがあります。仕事に慣れてないのかな、修行が足らないせいかな、とか思っていました。鍼灸治療や体操である程度よくなりましたが、本当に楽になったのは職場の環境が変わってからでした。よくなってしまってから、初めて気がつきました。ストレスだったんだ、と。

その後もストレスがかかると「腕にしびれが走る」という症状が出てくれるので、「いかんいかん、このままここにいたらひどくなっちゃう。」とそこから少し距離を置くようにしたり、付き合い方を変えたり、こちらの考え方を変えたりしました。

私の場合、緊張すると首がこり、腕に行く神経を圧迫してしびれが出ます。尺骨神経に沿ってピリピリピリと小指の方まで走ります。首がやたらにこることもあります。「あ、ここにいたくないのね、私。首君教えてくれてありがとう。」てな感じ。ストレス注意報ってとこでしょうか。

意識にのぼらない「嫌なこと」を教えてくれるのですね。

凝っている肩や首をほぐしながらゆっくり患者さんのお話を聞くと、原因が少しずつ見えてきます。気がつくことが初めの1歩。気がつくと「なんでこんな症状が?」という不安感がなくなって少し楽になります。

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「自分体操を見つけましょう」

腹筋・背筋・大殿筋、肩甲骨と股関節、のセルフケア体操。

もうひとつのキャッチフレーズを考えました。

         自分体操を見つけましょう

自分体操って何?

自分の体の状態に合わせた体操です。毎週やる体操の中から自分の課題(股関節ほぐしたい、猫背治したい、腰痛や肩こり何とかしたいなど)に合わせたものを選んで、自分なりにアレンジもしたりして続ける、ということです。

以前、NHKで90歳代で現役(社会的な活動をしている)という方を紹介する番組をやっていました。そこに出てきた方が皆さん何かしらのスポーツや体操をしていたのです。陸上、スキー、日舞といった本格的なものもありましたが、自己流の体操を毎朝10分ほど、とか、エレベーターでなく階段を上る、というものもありました。それは、体操そのものが目的ではなく、やりたい事や仕事をちゃんとするための体力作りとしての体操でした。

簡単な体操が「自己流」というところもいいなと思いました。

自分の状態に合わせて工夫している、自分で考えている、ということですから。

腹筋・背筋・大殿筋、肩甲骨と股関節、の五つの要素を理解したうえで、自己流の体操をやるといいのではないか、と。

今、モニターを募集している「親子体操」でも、同じです。基本を押さえて自分と子どもに合わせたやり方を考える。

というわけで、「自分体操を見つけましょう」です。

ちなみに、こちらをキャッチフレーズにして、昨日の「腹筋・背筋・・・・・」はキーワードということにいたします。自分体操を見つけるための鍵、です。

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腹筋・背筋・大殿筋・・・・

セルフケア体操のキャッチフレーズを思いつきました。

                 腹筋・背筋・大殿筋、肩甲骨と股関節

長い? 見た目も漢字ばっかり。とりあえず口に出してみるとリズムはよいかな、と(そっちか?)。

少し前に「大腰筋(腸腰筋ともいってた)」が流行りました。コアマッスル(体の深部の筋肉)という言い方もあった。

その次は「骨盤」。骨盤教室、とか骨盤回し、とか。

最近は、どうも肩甲骨のようです。本屋に行くとたくさん並んでいる。肩甲骨ほぐせば代謝が上がってやせる、とか・・・・。確かにほぐれると肩はすごく楽になります。

体の見方、注目する部位にも流行があります。腹筋とか背筋とか、あまりにもポピュラーな部位でないのがミソかしら。あまりマイナーすぎるもの(仙腸関節とか)もタイトルにはなりにくいのでその中間くらいのが注目されるのかなあ。

でも、一つだけに集中するとインパクトはありますが、そこだけに注目して何とかなるものではないなあというのが五つも並べた理由です。

腹筋と背筋は体幹部(体の中心)を前と後ろで支える大事な筋肉で大殿筋はお尻の筋肉です。この三つを引き締めると腰がしっかりと決まって背すじがすっと伸び、猫背が治ります。股関節が広がって下半身の循環もよくなります。もちろんスタイルもよくなる。

股関節と肩甲骨、この二つはほぐれてほしいところです。腕と脚

の動きがよくなり、腰痛や股関節の痛み、肩や背中のコリが解消します。

いろいろ考えましたが、この五つは外せないな、と。

本当は仙腸関節も入れたいところですが、何せなじみのない言葉で場所もわかりにくいし、大殿筋を引き締めればここも締まるので、とりあえず入れませんでした。覚えにくいリズムになっちゃうし。

三つの筋肉の作用を知って引き締め方を覚える、二つの関節をほぐす意味を理解してほぐし方を覚える、それを自分の体で応用できるようにする。

これがセルフケア体操の目指すところです。自分の体のケアの方法を自分で見つけていくのです。そうするといろんな場面で応用できるようになると思います。

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映画「ゴールデン・スランバー」

昨日は映画を見てきました。

伊坂幸太郎原作「ゴールデン・スランバー」

ごく普通の青年が首相暗殺事件の犯人にされるというストーリー。警察に追われ、狙撃手に狙われ、絶対絶命のピンチ! 周到に、犯人に仕立て上げる準備がされていて、出て行ったら潔白を証明する前に殺されてしまいそうなヤバさ。

でも、学生時代の友人も職場の先輩も、バイト先の花火職人の親父さんも逃走中に知り合ったわけありの爺さんも、彼を知る人は皆、彼が犯人の訳がない、と様々な形で手助けするのです。「俺に残された武器は人を信頼することだけだから。」という主人公の言葉にこたえるかのように。

それがユーモラスに描かれていて、こちらもほのぼのとした気分になってしまいました。

父親に至っては「親として責任を感じないか」というマスコミに「あいつは犯人じゃない!」と断言し、テレビカメラに向かって「おい、雅春、おまえチャッチャと逃げろ」なんて言ってしまう。

警察発表のまま主人公を犯人と決めつけてしたり顔で報道するマスコミと、直接彼を知る人の態度の落差。テレビが何と言ったって、あいつはやってないに決まってる、という皆の気持ち。それは自分自身に対する信頼の表れかもしれません。

見終わって、何だか暖かい気持ちになったのでした。

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