9日付の朝日新聞、妊活についての記事がありました。
就職の時には働きながら産める企業を見極めて、と学生に語る女子大の授業。
結婚が遅いならなおさら基礎体温をつけて体調のチェックをすることが大事、と勧める産婦人科医。
基礎体温、毎日つけるのが大変なら排卵前後の1週間だけでいい、と呼びかける不妊ルームを開設する医師。
確かに、不妊で来る人を見ていると月経の周期が長かったり生理痛がひどかったりしても気にしていない人が多いような気がします。何ともならない、しょうがない、病院に行くほどのことではなさそうだし、と思っているのかもしれません。
20代半ばまでに多くの女性が結婚していた頃なら、月経不順などをそんなに気にしなくても「若さ」で産めていたのだろうと思います。でも、今や平均初婚年齢が28.8歳、第1子の平均出産年齢は29.9歳だとか。
このところ、卵子の老化がテレビで取り上げられたりして30代後半になると妊娠しにくくなるということが知られるようになりました。でも、年齢だけでなくどういう生活をしてきたか、月経は順調だったかということも、妊娠には大きく関わってきます。
体調の把握や冷え対策、健康的な生活(夜更かししない、ご飯はちゃんと食べる、適度に運動する)を心がけることは妊娠するしないに関わらず大事なこと。女性には毎月の月経という体調を教えてくれる体からの便りがあるのですから、邪魔くさいと思わないで気にかける習慣をつけるといいなと思います。
でも。
「妊活」という言葉にはちょっと抵抗を感じます。
婚活、就活、保活など何でもすぐに「○活」になってしまいますが、マニュアル本、ハウツー本みたいな印象なのです。なんだか薄っぺらな感じがすると言うか、マニュアルとはちょっと違う気がするんだけど、という感じ。
これさえしておけば大丈夫、というハウツーではなく自分の体や人生に対する心構えみたいなものだと思うのです。それが根底にあって、では次にどうするといいのかが出てくる。そういうものだと思いますが、「○活」ではそのニュアンスが伝わってきません。
こんなこと考える人はあまりいないかもしれないけれど。
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